だいぶ前のことですが、リスと暮らし始めたきっかけから、書いてみたいと思います。
子供の頃から動物が好きでしたが、実家では動物が飼えませんでした。
魚や昆虫以外のペットを飼ったことはなかったのですが、
近所に猫がたくさんいて、そのうちの何匹かとは、かなり仲良くなり、
遠くから、私を見つけて駆けてきてくれる猫もいました。
幼稚園児くらいで、初めて描いた絵本は、猫の親子のお話だったり、
お決まりの女の子の絵も描いていたけど、動物の絵もいっぱい描いていたようです。
小学生で、手芸が趣味になった時は、動物のマスコットや、簡単なぬいぐるみを作ってました。
大学生になってテーマが自由な作品の課題があった時も、動物をモチーフにする事が多かったです。
いつかは動物と暮らしたいな~と、ずっと思っていたのです。
2000年の春のこと。当時勤めていた会社の先輩Tさんが、シマリスをつがいで飼っていて。
子リスが生まれたので、飼ってみない?と聞かれました。
会社でも、動物好きだという話はしていたので、それで声をかけてもらえたようです。
それまで、いちばん身近なのは猫だったので、好きな動物は猫だと言っていたし、
まだ私は、実際のシマリスを見たことがなかったので、
最初はリスって、どんなだっけ??という感じでした。
Tさんが見せてくれたリスの写真が本当に可愛かったし、
飼っている様子の話などを聞くと、リスも良いな~と思いました。
シマリスの飼い方を書いた本もたくさん出てるし、なんでも教えてあげるから大丈夫!
と、面倒見のいいTさんが言ってくれたので、思い切って家に迎えることにしました。
動物と暮らす夢が叶うので嬉しかったものの、
その後、ここまでリスに夢中になるとは思っていませんでした(笑)。
リスの飼育書を何冊か読んで勉強した頃、
生まれてから少し育った、女の子のリスが我が家にやってきました。
リスは小麦色の体をしているので、「コムギ」と名付けました。
待ちに待ったリス!!
大喜びしましたが、最初の数日は、ケージの中の巣箱に隠れて、姿を見せません。
巣箱には丸い穴が空いているので、モゾモゾ動いている体がちらっと見えるし、
エサや水が減っているので元気そうなのは分かったけれど、
警戒しているのか、私がケージの前にいる時は、なかなか出て来てくれませんでした。
はやく、可愛いリスをじっくり眺めたいな~と思っていたけど、
飼育書にも、最初は構い過ぎてはいけない、と書いてあったので、
しばらくは様子を見てみました。
もう何日かしたら、ケージの中で元気に飛び回ったり、
エサを食べる姿が見られるようになって、ホッとしました。
ケージが、カシャンカシャンと大きな音を立てるくらい、いつも動きまわっているし、
想像していたよりも、すばしっこいな~と思いました。
こうして、私とコムギの生活がはじまりました。

*コムギが小さな頃は、なかなか写真が撮れなかったので、
これは大人になってからの写真です。
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- 2010/10/06(水) 12:56:56|
- シマリスの話。
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