イラストレーター福士悦子のブログ"little shop"blog リスなどの動物・ぬいぐるみ・キャラクター・雑貨

イラストレーター福士悦子のイラストや雑貨を紹介するブログです。動物やキャラクターのイラストのほか、"little shop"として、シマリスを中心とした動物のぬいぐるみや雑貨を個展やイベントにて発表しています。集めているリス・グッズや趣味のアートイベント・展覧会巡りなど日常のことなども。

【展示memo】大友克洋GENGA展

最近、休日やお仕事の合間に、なるべく展覧会を観に行くようにしています。
もともと、美術館やギャラリーに行くのが大好きなのと、
勉強のためと思っている事もあるので、趣味と実益を兼ねて!?

時間の関係もあって、気になる展示すべてを観るのは、なかなか難しいのですが、
行ったら、観て良かった!と思う事が多くて満足しています。

先日の事ですが、話題の「大友克洋GENGA展」に行ってきました。

こちらの展示、昔、漫画やアニメを観ていたこともあり、気になっていたのですが。
入場が予約制なのと、大人気でかなり混んでいるとの噂を聞いていたので、
躊躇していました。

会期もなかばを過ぎて、気になりつつ行けないかも?と思い始めた頃に、
観に行った友人たちが皆、「すごく良かった!絶対に観に行った方がいいよ。」と、
教えてくれたので、空いている日時を探して予約しました。

場所は、3331 Arts Chiyoda コミュニティスペースという会場。
中学校を改装して使っているとの事で、外観や内装の一部に、
学校らしさが残っています。
一般的な美術館やギャラリーとはちょっと違った雰囲気ですが、
いろいろなイベントなどが、行われているようです。

予約日時よりは早めの時間に行き、外で待っていたら、少し早めに会場に入れました。

会場には、一応順路らしきものはあったのですが、係の人は、
順番に観ると混雑するから、空いているところから観てください、と指示していて。

たしかに、一番最初のキャプションあたりは、人だかりが出来ていたので、
細かい順番は無視して見始めました。

まずひとつ目の部屋では、漫画や雑誌、ポスターなどのカラー原稿が、
壁いっぱいに貼ってありました。
初期のものもあった為か、漫画のイメージとは違うタッチの雑誌イラストなど意外な物も。

会場に太めの柱が4本あって、その周囲にぐるりと、漫画の原稿が貼ってあります。
「童夢」などの有名作品はもちろん、少女漫画タッチなど珍しい漫画も。

他の部屋では漫画「AKIRA」の原稿が、ストーリーが追える程度の沢山の枚数、
ボリュームたっぷりに展示されていました。
ガラスケースの中を、ワイヤーのようなもので区切って、
何段にも重ねて展示してありました。
下の方の段は、ちょっと見にくいのですが、皆、熱心に覗き込んでいました。

最後の部屋には、「AKIRA」に出てきたのとソックリなバイクと、
「童夢」に出てきた壁を再現したもの、
ファンが寄せ書きできるコーナーなど、原画以外のお楽しみも。

とにかく会場全体が作品でいっぱいで、圧倒的な絵の量でした。
クオリティも、もちろん素晴らしくて、むしろ漫画を読んでいた時の記憶よりも、
更に良い絵に思えました。

子供の頃や若い頃に見ていてもの、好きだったものは、
大人になってから見ると、昔の感動はなかった、、、という事もあるかも知れませんが。
この原画展に関しては、むしろ真逆でした。
こんなに緻密で、迫力のある絵だったんだな~と改めて思いました。

状況が分かりやすい正確さと、絵ならではの自由な表現が同居していて、
イラストレーションとしても完成度が高いと思います。

まったくジャンルやレベルは違いますが(笑)、
大人になって絵を描く仕事に就いてから、原画を見直した事で、
凄さがより一層、はっきりと感じられました。

凄いというのは、有名な漫画家さんに対して、当たり前すぎる感想のようですが。
天才だから、特別な人だから、自分とは関係ない、という風には
なぜか片付けられなくて。
才能だけでなく、大変な努力をひたすら地道に重ねている部分が、
原画を前にすると、伝わってきました。

昔から、絵や構成などの技術的な評価が高い作家さんだと思いますが、
想像力が豊かで伝えたい内容があるからこそ、
それをきちんと表現するために、技術を磨いてきたのでは、と感じました。

表面的な技術や、ぱっと見の良さよりも、伝える内容が大切で。
でも、それを表現するためには、やっぱり技術と日々の努力が必要、
という事を、再認識させられました。

今回の原画展は、来場者収益の一部は、東日本大震災復興の支援に使われてるとの事で、
「一人の作家が持つ“巨大な想像力”が世界を変えてきた力を体感し、同時に、
その触発が未来へ向けての活力になればと願う。(公式サイトより引用)」
という意味合いもあった事に、納得しました。
見ていると、頑張ろう!と思える作品たちでした。

販売されていたグッズなども完成度が高くて。
図録は、当初は買う気はなかったのですが、
(ここ数年、引っ越しや片付けのたびに、
買い集めてきた展覧会図録が場所をとってるのが悩みだったので。笑。)

原稿のちょっとした切り貼りの後や、枠外の汚れなど、
通常の印刷だと消えてしまうディティールがあえて残してあるもので、
漫画よりも、さらに生っぽい感覚が伝わってくるような、良い作りで。
原画を見た感動の後では、買わずにはいられませんでした。

展示は残念ながら今日で終わってしまいましたが。
もしも、ですが、地方での巡回展や、数年後でも同様の展示があるとしたら、
絶対に観に行くことをお薦めしたい内容でした。


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●名古屋ロフトPOPBOXが、はじまりました。
会期:2012年5月29日[火] - 6月18日[月]
会場:ロフト名古屋1Fマーケット
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク内 052-219-3000(代表)
プロデュース:FEWMANY
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●「にじいろ市」(十条)次回は6月2日(土曜日)11時~16時 ※雨天決行
場所:「Gallery&Cafe FIND」 住所:114-0034東京都北区上十条2-9-1(埼京線 十条駅から徒歩5分)
作家の小さなお店が並ぶ手作り市。対面販売なので、会場でお待ちしています。
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●げっしー祭 夏 2012  6 月 30 日(土)に、物販で参加します。

正式名称:げっ歯目適正飼養研究会第1回大会  通称:げっしー祭 夏 2012
期日:2012 年 6 月 30 日(土) 10:00~16:00 主催:げっ歯目適正飼養研究会
会場:大田区産業プラザ PIO A会議室及びB会議室(東京都大田区南蒲田 1-20-20/京急蒲田駅より徒歩約 3 分)
入場料:500円(物販で使える200円のクーポン付きなので実質300円)
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手作り作品のSNS DAN·TE内の、"little shop"のページは、こちらです。「作品一覧」から、すべての作品が。ぬいぐるみ、原画などを販売。

●ソーシャルマーケット Creema(クリーマ)に出品。"little shop"のページは、こちら
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