イラストレーター福士悦子のブログ"little shop"blog リスなどの動物・ぬいぐるみ・キャラクター・雑貨

イラストレーター福士悦子のイラストや雑貨を紹介するブログです。動物やキャラクターのイラストのほか、"little shop"として、シマリスを中心とした動物のぬいぐるみや雑貨を個展やイベントにて発表しています。集めているリス・グッズや趣味のアートイベント・展覧会巡りなど日常のことなども。

【旅行memo】那須高原「藤城清治美術館」へ行きました。

7/13(土)~のお休みに、栃木県に旅行しました。
初日に日光東照宮に行った後は、那須高原に宿泊。
翌14日には、朝からお目当ての場所に行きました。

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那須高原「藤城清治美術館」
今年の6/15(土)にグランドオープン、開館後1ヶ月弱というタイミングでした。

その為か、朝9時半オープンのところを、10時位には美術館に着いたものの、
既に専用駐車場は満車で。
数分歩いたところにある臨時駐車場も、そろそろ満車になりそうでした。

美術館の敷地を入ると全体が小さな森になっていて、周囲の自然にとけ込んでいました。

00IMG_3146cat.jpg
藤城氏のおなじみのキャラクター、猫が歩道沿いに何匹かいて、
案内してくれているみたいな雰囲気です。

途中、オリジナルの素敵なステンドグラスで飾られた教会もありました。

お散歩気分で、ようやく美術館の入り口に着きました。

教会は洋風な建物で、本館は和モダン風なデザインで、和洋折衷ですが、
全体的にシックでセンスの良い空間です。

並んで入場まで待っている間、説明書きを見ていたら、
「入場料 一般¥1,500 (略)89歳以上の方 \1,200」!?
シルバー割引きにしては、不思議な数字だと思ったら、
藤城氏が現在89歳で、まだまだお元気だから、という理由だそうです(笑)。

展示内容は、氏の若い頃からの作品や経歴、ご本人のコメントも交えた、
分かりやすいものでした。

最初の方はデッサンが多く、影絵は初期のものから相当数ありました。
影絵を初めて連載したり、その後、特化していくきっかけが、
『暮しの手帖』の花森 安治さんだったとのエピソードが興味深かったです。

影絵は、ほぼ時系列に並んでいるので、シンプルなものから、どんどん進化して、
独創性や世界観が深まってくる様子がうかがえました。

黒い壁で照明が落とし気味で、バックライトで作品が見られるという、
影絵を見学するには、最適な環境が用意されていました。

目の大きな小人や自然をモチーフにした代表的な作品群も、もちろんありました。

子供の頃に、テレビ等で見ていたのをハッキリ思い出したのと、
自分も幼児期に小人のような絵を描いていたのが残っていて、
藤城氏の影響かも知れないと気がつきました。

テレビで見た小人などの影絵は、
キラキラしていて楽しげだったという記憶が残っていましたが、
今見ても、素晴らしいものでした。

小人や、猫や馬、カエル、リスなどの動物の可愛らしさはもちろん、
水面に写った風景が揺れている様や、木などの表現が秀逸でした。

伝統的な影絵だと黒と白のみというイメージですが、
差し色がカラフルなのと、重ね貼りか何かで微妙な濃淡が出ているのが美しいです。

展示のなかばには、小さな影絵劇場もありました。

写っているモチーフが何種類か変わったり、色や動きの変化もあるので、
影絵を撮影したものを上映してるのかと思ったら、なんと裏にセットがありました。

たとえば、建物の影絵だったら、実際にそのセットがあるのが、
真横からだと見えるようになっていて、裏側も面白かったです。

メルヘンでファンタジックな作品達に大満足だったのですが、
さらに意外な新作もありました。

ひとつは「聖フランシスコ」のシリーズ。
宗教画を、影絵で表しています。
画風は、ややリアルなタッチで、物語に沿っていましたが、
途中から影絵ではなく、下書きが展示されていて。
何年か後に来たら、全部影絵になっているのかな?と楽しみになりました。

他には、実際の風景をモチーフにしていたり、
2011年以降に被災地の復興を願って制作したものなど、
現実の世界をテーマにした作品も多くありました。

写実的で悲しいような風景の影絵も、
小人たちや折り鶴という明るいモチーフが添えられていて、
希望を持たせるような印象になっていました。

2階には、アトリエや制作過程を再現した展示、
天井に映し出されている影絵は、よく見ると絵柄が変わったり、動いていたり。

1階の最後の展示室には、鏡や水を使った横6mの大きな影絵があって、大迫力でした。
鏡と水のおかげで、小人や魔女、カエルなどの動物達が遊んでいる楽しい世界が、
ずっと遠くまで続いているように見えて、物語の世界に入れた気分になれます。
同じく鏡を使って無限に広がる、花火の作品もありました。

この美術館を観れば、藤城氏の半生や作品の変遷が、かなり理解できますし、
ボリュームがあって、展示内容も工夫されていて、全体に充実した内容でした。

売店には画集やポストカード、ピンバッジなどがあり気になったのですが、
たくさんの人が並んでいたので、断念。

印刷物も良いのですが、光の当たった実物の影絵が本当に素敵だったので、
再度、実物を観に来たいと思いました。

訪れた日はあいにく雨でしたが、晴れた日ならば、
敷地内をゆっくり散策したり、併設のカフェでお茶をしたら、気持ち良さそうです。

庭が素敵で、好きな美術館はいくつもありますが、またひとつ増えました。

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同じ日の夕方には、やっと晴れて、帰る頃に高原らしいお天気が楽しめました。


"little shop"の次回のイベント参加。
楽しいよりみち 「にじいろ市」に参加します。
日時:8月3日(土)11:00~16:00

場所:「Gallery&Cafe FIND

住所: 114-0034東京都北区上十条2-9-1 (埼京線 十条駅から徒歩5分)
地図は、こちらです。
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●「dクリエイターズ」は、5/16にグランドオープンした、ドコモの雑貨系SNS。

"little shop"のページは、こちらです。
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●手作り雑貨のSNS「DAN-TE」は、4月1日より
ハンズ・ギャラリーマーケット」と名を改めまして株式会社東急ハンズの運営となりました。
新しい"little shop"のページは、こちらです。
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●ソーシャルマーケット Creema (クリーマ) に出品。
"little shop"のページは、こちら。 
絵本、写真集、ポーチ、スケッチ原画など。
***新作を少しずつ追加していますので、覗いてみてくださいね。
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2013/07/17(水) 23:50:04|
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