リスのソフビを作りたいと考えています。
リスは、2003年に"little shop"という個人の雑貨ブランドを始めて以来のメインモチーフ。
ソフビ、というのはソフトビニール製の玩具、人形の事で、
コレクターに人気のあるアイテムです。
何故、ソフビを作ろうと思ったかといいますと。
フィギュア作家・キャラクターデザイナー
TOUMAさんの率いるチーム、
TOUMA Trooper Creative Order の一員として、
日本でいうと、ワンダーフェスティバル、スーパーフェスティバルのような、
玩具の展示即売イベントの台湾版、熱心なファンが開場前から並びます。
通常のアート系フェスティバルとは異なり、玩具中心のイベント、
世界中の沢山の作家やメーカーが出展します。
そこで一番売れるのは、ソフビのフィギュアだとは聞いていたのですが、
実際、参加して様子を見ていると、本当にその通りでした。
キャラクター物でもプリント雑貨やカード等を買う人は少数派で、
人気作家のソフビは飛ぶように売れていました。
2016年は"little shop"はぬいぐるみとレジン(樹脂)のフィギュアと雑貨で参加。
台湾の方に見ていただけて、台湾のリスファンと交流できた良さはありましたが、
やはり、イベントのメインはソフビなのだと実感するような結果に。
(レジンでも売れている作家さん、作品もあるかとは思いますが、
ソフビを買いに来る方が大多数なのは事実なようです。)
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こちらは、レジンのフィギュアです。
自分で粘土原型を作り型取りをし、樹脂を流し込んで制作。
粘土で作った状態。ベージュの粘土で作り、
サーフェイサーというスプレーを塗って、凹凸を確認したところ。
シリコンを流し込んで、型を作っている所。
小さなフィギュアなら、紙コップで型取りできると、
TOUMAさんに教えていただきました。
レジンで複製したところ。
レジンが固まってしまう前に、素早く複製しなければならないので、
途中の写真が撮れませんでした。
体のベージュとお腹の白を塗ったところ。
マスキングして、縞模様を塗ったり、耳や目も手作業で塗りました。
*
じゃあ、ソフビを作ればいい!となりますが、
簡単には作れないものだったりします。
まずは、レジンと異なり工場でないと作れないので、費用が相当かかります。
ソフビを作るには、原型からロウ型を取り、そこから量産用の金型を作り。
金型に素材を流し込み成形すればフィギュアになりますが、その後、塗装もあります。
マスクという塗装用の型紙のようなものにもコストがかかり、
塗装も手作業なので、費用がそれなりにかかります。
形状や作る数量、個数にもよるのですが、おおまかに言って、
成形から彩色までの作業一式で、安くても数10万〜100万以上?はかかるようです。
数量もある程度まとめて制作するので、
売れれば費用をペイ出来るという仕組みらしいですが、
初期費用を用意するのが大変ですよね…。
大好きなリスをソフビにする為、クラウドファウンディング?という事も検討、
何にしても、費用がはっきりしないと話が進まないのでは、と思いました。
今年の始め位からいろいろ調べていたのですが、
2月に自宅兼事務所の引越、イベント出展、仕事等もあり、しばし中断。
4月頭頃から再開して、業者さんを調べ、見積もりを取り始めました。
ネット検索すると、ソフビを作っている様々な業者さんがヒットし、
この中のどこかでは、作ってもらえるだろうと思いましたが、
そこからがなかなか大変でした。
(続きます。)
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日本にも発送可能、"little shop"の頁は
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- 2017/05/16(火) 23:24:00|
- 【プロジェクト】リスのソフビを作ろう!?
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